『アフロディーテの伝言』とみたゆう子



ゆう子さんの記念すべき、復帰第一弾アルバム。

悲しい事にリアルタイムで聴いてない・・。

このアルバムは今まで『妖精』『女神』だったゆう子さんの
『とみたゆう子、人間宣言』を感じます。

そして今までのゆう子さんのアルバムとは少し色の違った切り口で
女ごころを描いてるのが特徴的。

私の印象では
「女とは優しいもの、男とは強いもの、そして恋愛とはつらいもの」
という色が多かった今までのアルバムから
「女も男も弱くてやさしいもの、そして恋愛は楽しいもの」・・という
観点も含めて、ごく等身大の物語が描かれているように思います。
ゆう子さんの中でさらに感性の視野が広がっている、というような。

私も歳をとったから、夢ばかり見ていてはどうにもならない事も知っている。
だからと言って、現実ばかりじゃ、辛い。
そこの微妙なところを描いてくれてるのが嬉しいし、ストレートに心に
入ってくる・・。
「いくら現実が大変でも、もっと優しくならなきゃ、自分が悲しいよ!」と
教えてくれる・・。


うぅ、いつになったら、そんな女性になれるのだろう。。

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